スロバキアからハンガリーへ2012年09月23日 18:29

スロバキア鉄道(ZSSK)とハンガリー国鉄(MÁV)は同じ交流25,000ボルトの電化。そのため、スロバキア鉄道の電気機関車はハンガリー国鉄に乗り入れが可能だ。

■2006年6月30日
EC 279列車
プラハ中央駅(7:37)→ブダペスト東駅(14:22)
 ※実際はブラチスラバ中央駅(11:51発)から乗車。

ブラチスラバ中央駅の駅舎。ユニークな外観。屋根の右端にあるのは羽車。似たものはアムステルダム中央駅のドームの屋根にも飾ってある。

ブラチスラバ中央駅のプラットホーム。左にカーブしている。駅舎は左手。

ブラチスラバはスロバキアの首都なのに、オーストリアとハンガリーに接する国境の町だ。そのため、1時間に1本、ウィーン南駅行きのローカル列車が出ている。オーストリア鉄道(ÖBB)のディーゼル機関車が牽引する。

ブラチスラバ中央駅からウィーン南駅までは66キロ。約1時間だ。

チェコ鉄道(ČD)の電気機関車も普通に見ることができる。

ECがプラハ中央駅から到着。電気機関車はスロバキア鉄道の所属。機関車の交換はしない。

車内の列車案内板。ブダペスト東駅からウクライナとの国境駅のザホニー駅に向かうようだ。

昼時なので食堂車に移動。

サラダとビール。ビールはチェコの南ボヘミア地方のブドワイゼル・ブドバルだ。JLVはチェコの食堂車運営会社でこの区間の多くの列車で営業している。

スロバキアの国境駅のŠtúrovo駅に到着。機関車は交換しない。パンタグラフが下がっているのは機関士が交代のためだろうか。

国境を越えてしばらくすると川が見えた。ブラチスラバもブダペストもドナウ川沿いの町。この川はドナウ川だろう。

ブダペスト東(ケレティ)駅に到着。機関車はチェコ、スロバキア、ハンガリーの3つの国をロングラン。

ブダペスト東駅の駅舎。堂々とした造りだ。

ブダペスト東駅にはハンガリーのほとんどの国際列車が発着する。この列車は2電源対応のオーストリア鉄道の電気機関車と客車だ。2006年7月1日撮影。

ブダペスト東駅には地下鉄が走っている。ブダペストの地下鉄はロンドンに次ぐ歴史があり、世界遺産にも登録されている。