モスクワの駅 その3 (カザンスキー駅)2013年01月23日 10:53

次はモスクワ・カザンスキー駅。名前が示すようにカザンなどモスクワから見て東の方向からの列車が発着する。1864年の開業で、9面のプラットホーム、17の番線を持つ活気のある駅だ。

■2011年7月8日に撮影

カザンスキー駅の駅舎。7月10日撮影。

宿泊したホテル(ヒルトン)から見たカザンスキー駅。7月10日撮影。

カザンスキー駅は道路を挟んでレニングラーツキー駅・ヤロスラフスキー駅の反対側にある。手前の線路は近郊列車と回送用。7月10日撮影。

朝のカザンスキー駅は他の駅と同様、夜行列車の到着ラッシュだ。この駅を発着する列車の電気機関車はすべてチェコスロバキア(当時)製のChS2K型だった。

ChS2K型の運転室。

これも到着した夜行列車。隣のプラットホームは近郊列車(電車:エレクトリーチカ)用で、フェンスで仕切られていて切符がないと入場できない。

屋根があるのは前の数両の客車分だけ。その先のプラットホームは屋根がない。

夜のカザンスキー駅。長距離列車のプラットホームは切符なしで入場できるせいか、見送りも多い。

夜は夜行列車の出発ラッシュ。列車をプラットホームに据え付けるために、入換のでぃぜる機関車が大活躍。

発車を待つ2つの夜行列車。客車はどちらも見慣れたグレーの塗装。左は21:24発の68列車、右は不明だが、その少し後に発車した。右奥に見える建物は宿泊したホテル。

発車した68列車。最後部の客車では乗務員がランプを手に、列車の監視をしている。

この列車もまもなく発車。客車の窓に「Moscow・Adler」という表示があったが該当する列車はなかった。

この列車の乗務員は旗を脇に抱えて待機。

列車の後ろの客車は塗装が違っていた。

長距離列車の隣の近郊列車のプラットホーム。電車(エレクトリーチカ)は緑で統一されているようだ。