ベルギーからフランスへ2012年09月14日 17:45

ベルギーからフランスへ向かうルートはタリスが通るルートがメーンだが、他にもある。エルクリンヌ駅からジュモン駅のルートはかなりローカル。ベルギーの電化方式の直流3,000ボルトがフランスの国境駅のジュモン駅まで延びている。

■2005年7月14日
R 4766列車
シャルルロア南駅(16:12)→ジュモン駅(16:51)

ナミュール駅からシャルルロア南駅まで乗った列車。これもラバーノーズだった。

シャルルロア南駅で待機するベルギー国鉄の2両編成の電車(EMU)。1960年代の製造でクラッシックな外観。もちろんエアコンはないから、乗降ドアが開け放し。

電車の運転席。日本のJRと違い右側にある。

運転席のクローズアップ。

運転時刻表はパソコンのプリントアウトのようだ。国境通過の時間が書いてある。

ベルギーの国境駅のエルクリンヌ(Erquelinnes)駅の一つ手前のエルクリンヌ・ビレッジ(Erquelinnes-Village)駅。

フランスの国境駅のジュモン(Jeumont)駅に到着。ここまでベルギーの電化方式だ。

到着したベルギー国鉄の電車の向こうにフランス国鉄の電車が見える。国境駅ならではの風景だ。

ジュモン駅の駅舎。レンガ造りだ。

駅舎の入口。

ジュモン駅の構内配線図。

ベルギー国鉄の乗務員。たった2両編成の電車でも必ず1等車がある(半分だが)。

ベルギー国鉄の電車は折り返して行った。

近くの主要駅のモブージュ(Maubeuge)駅まではフランス国鉄の2階建て電車で。

ルクセンブルクからベルギーへ2012年09月11日 21:52

ルクセンブルクからベルギー(ブリュッセル)へのルートはリエージュ経由とナミュール経由がある。後者のルートはベルギーの電化方式の直流3,000ボルトがルクセンブルク駅まで来ている(ルクセンブルクの電化方式は交流25,000ボルト)。そのため、同区間はベルギー国鉄(SNCB)の車両が乗り入れる。

■2005年7月14日
IC 2134列車
ルクセンブルク駅(11:24)→ブリュッセル南駅(14:24)
 
 ※実際はナミュール駅(13:18着)まで乗車。

ベルギー国鉄の3両編成×2の電車(EMU)がルクセンブルク駅に乗り入れ。電車はラバーノーズと呼ばれ、デンマーク国鉄(DSB)に似た外観の車両がある。

1等車の客室。ヨーロッパの1等の車両は大部分が片側2席、反対側は1席だ。

最初の停車駅のアーロン駅に到着。ここはベルギーの国境駅だ。

シネー(Ciney)駅の対向列車。少し古いタイプ。次の停車駅はナミュール駅だ。

ナミュール駅に到着。

列車はブリュッセル中央駅まで行く。

ナミュール駅の駅舎。内部は改装されてきれいだった。

タリス2012年08月15日 16:00

タリス(Thalys)はフランス・パリとベルギー、オランダ、ドイツを結ぶ国際高速列車。フランスのTGVをベースに、フランス・ベルギー・オランダに乗り入れる角ばったPBA型の車両と、フランス・ベルギーオランダそれにドイツに乗り入れる丸みを帯びたPBKA型の車両の2種類がある。両端が機関車で客車が8両だ。外観は赤(ワインレッド)。

■2002年5月8日
タリス 9336列車
ブリュッセル南駅(14:40)→パリ北駅(16:05)

ブリュッセル南駅で出発を待つPBKA型のタリス。南駅は始発も多く、ブリュッセルのメーンの駅だ。

時間の関係なのか、簡単な食事が出された。座席も赤だ。

パリ北駅に到着したタリス。隣はTGV-R型のTGV。

反対側から見たタリスとTGV。

PBKA型のタリスの機関車はTGV DUPLEXの機関車をベースにしている。2001年5月3日、リヨン・ペラーシュ駅で。


■色々な駅のタリス
2003年7月22日、シャルル・ドゴール空港第2TGV駅で。2007年3月までパリ北駅ではなく、マルヌ・ラ・バレ・シェシー駅(空港駅の近く)のタリスがあった。PBA型のタリスはTGV-Rをベースにしている。

2009年10月6日、オランダのアムステルダム中央駅。右にドイツのICEが見える。

2002年5月7日、ドイツのケルン中央駅で。タリスのドイツ乗り入れはケルン中央駅までだ。

ドイツからベルギーへ2012年08月13日 20:02

ドイツからベルギーへ行くルートは一つだけ。ドイツのケルンから国境駅のアーヘン駅を経由してリエージュ、ブリュッセルに向かう。ドイツの電源は交流15,000ボルト、ベルギーは直流3,000ボルト。アーヘン駅で機関車を交換する。

■2002年5月7日
D428列車
ケルン中央駅(15:02)→オーステンデ駅(19:16)
 ※実際に乗車したのはブリュッセル中央駅(18:04発)まで。

ケルン中央駅はケルン大聖堂の隣にある大きな駅だ。

ケルン大聖堂から見たライン川にかかる3複線の鉄橋。ケルン中央駅は左下。ベルギーに向かう列車はこの鉄橋を渡らない。

ケルン中央駅の列車。牽引するのはドイツ鉄道(DB)の電気機関車112型だ。

列車はすべてベルギー国鉄(SNCB)の客車だった。一番後ろの客車は推進運転ができるように運転室付だ。

客車の内部。最近の客車できれいだ。

原子力発電所のようだ。反対側には風力発電機が回っていた。

車内販売のベルギービール(ジュピラー)を一杯。

ドイツの国境駅のアーヘン駅に到着。

ドイツ鉄道の機関車が去った後に架線の電源が切り替わり、ベルギー国鉄の電気機関車がやって来た。

機関車の連結作業。日本のように自動連結器ではないので、作業員が必要だ。

まもなく出発だ。アーヘン駅で車掌も交代し、右側通行から左側通行に変わる。

ケルン中央駅に向かうタリスが到着。

ブリュッセル中央駅に到着。この駅はワルシャワ中央駅と同様、地下でスルー(通過)タイプだ。列車は北海に面したオーステンデ駅まで行く。

ブリュッセル中央駅の外観。