サンクトペテルブルクの駅 その5 (フィンランドスキー駅)2013年02月12日 09:15

サンクトペテルブルク・フィンランドスキー駅はモスコーフスキー駅の北にある。西ヨーロッパのフィンランドへ向かう列車が発着する。1870年の開業。地下鉄の最寄駅は1号線のプローシャチ・レーニナ駅。

■2011年7月10日に撮影

サンクトペテルブルク・フィンランドスキー駅はレーニン広場に面していて、広場にはレーニンの像が立っている。写真は駅舎から見たレーニン像(背中)。レーニンは1917年のロシア革命時に亡命先のフィンランドから鉄道でフィンランドスキー駅に到着し、演説をした。時間がなく、レーニン像と駅舎を入れた写真を撮ることができなかった。

駅の案内。フィンランドからの旅行者が利用するせいか、他の駅と違い親切だ。線路は10本ある。

駅舎のホール。天井が高く、開放的だ。奥に自動改札機が見える。

プラットホームから見た駅舎。屋上にはロシア語(右)の他に英語(左)でも駅名が表示されている。

一番左のプラットホームでフィンランド・ヘルシンキ中央駅への出発を待つ153列車「アレグロ」。4往復の列車が設定されている。駅舎正面からはチケットなしでプラットホームに入れないが、駅舎の左からは自由に入ることができた。

「アレグロ」の電車は振り子式。2010年12月から運行を開始。似た電車はヨーロッパでいくつか走っている。ロシア鉄道の軌間は1520ミリ、フィンランド鉄道の期間は1524ミリだが、問題なく直通している(電化方式も違う)。両鉄道の合弁会社が所有。

近郊列車(電車:エレクトリーチカ)。

駅舎の左側に停車していたトラム。パンタグラフがユニークだ。

「アレグロ」が運行する前は、ヘルシンキ中央駅とサンクトペテルブルク・フィンランドスキー駅の間には2往復の客車の国際列車が走っていた。これはそのうちの1つの「シベリウス」。ヘルシンキ中央駅で2008年6月7日撮影。

「シベリウス」を牽引するフィンランド鉄道のSr1型の電気機関車。だ。ソ連製。この日は重連だった。ヘルシンキ中央駅で2008年6月7日撮影。

両方の客車にはシベリウスと書かれていた。ヘルシンキ中央駅で2008年6月7日撮影。

ヘルシンキ中央駅を発車した「シベリウス」。ヘルシンキ中央駅で2008年6月7日撮影。

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