ベルリン・ワルシャワ特急(BWE) その2 ― 2012年08月28日 10:38
■2008年6月12日
EC 44列車
ワルシャワ東駅(11:13)→ベルリン中央駅(17:26)
※実際はフランクフルト・オーダー駅(16:13着)まで。
今回はバルト3国からの帰りに乗車した。
EC 44列車
ワルシャワ東駅(11:13)→ベルリン中央駅(17:26)
※実際はフランクフルト・オーダー駅(16:13着)まで。
今回はバルト3国からの帰りに乗車した。
ワルシャワ中央駅の前にそびえるスターリン様式の文化科学宮殿。本家モスクwには多くの似た建物がある。
文化科学宮殿から見たワルシャワ中央駅。プラットホームは地下にあり、地上には切符売り場などがある。2006年6月25日撮影。
ワルシャワ中央駅の外観。駅前をトラムが走っている。2006年6月25日撮影。
西行きの列車の始発(終着)駅のワルシャワ東駅の外観。
ワルシャワ東駅の構内は広い。出発を待つローカル列車。
出発を待つ列車。先頭の客車は自転車持ち込みが可能だ。
ヨーロッパでは自転車持ち込み可能な列車は多いが、ECは珍しい。
乗降ドアにあった列車表示板。
途中ですれ違ったローカル列車(電車)。最後部から。ポーランドは日本と違い右側通行。
ポーランドの実質的な国境駅のジェピン(Rzepin)駅に到着。
ポーランドの電気機関車はここまで。
代わってドイツ鉄道の2電源対応の180型機関車が入線。この機関車はチェコの
シュコダ(Škoda)製で、チェコ鉄道の371・372型機関車と同じ。以前はこのドイツの180型機関車がこの区間を担当していたが、2004年12月からチェコ鉄道の371型になった。それがまた180型に戻った。
シュコダ(Škoda)製で、チェコ鉄道の371・372型機関車と同じ。以前はこのドイツの180型機関車がこの区間を担当していたが、2004年12月からチェコ鉄道の371型になった。それがまた180型に戻った。
ポーランドの本当の国境駅のスウビツェ(Słubice)駅を通過。この先のオーデル川が国境だ。ドイツの国境駅のフランクフルト・オーダー駅との間に数本のローカル列車が走っている(ポーランドのディーゼル機関車が牽引)。
フランクフルト・オーダー駅に到着。ここで下車した。
終着のベルリン中央駅まで1時間ちょっとだ。
フランクフルト・オーダー駅の外観。なぜか駅名がない。
下りのモスクワ特急(247列車)が発車。前の青い客車はベラルーシ鉄道の所属でミンスク駅まで、赤と青の客車はロシア鉄道の所属でモスクワ行き(サンクトペテルブルグ行きも)。ポーランドのディーゼル機関車がジェピン(Rzepin)駅まで牽引。
ワルシャワ行きの姉妹列車が到着。同じドイツ鉄道の180型電気機関車だが、古い塗装だ。
向こうのプラットホームを143型電気機関車のファーストナンバーが通過。あわてて写真を撮る。東ドイツの機関車で数多く作られ、旧東ドイツ地域だけでなく、旧西ドイツ地域でも見かける人気者。
この機関車はドイツ鉄道ではなく、貨物輸送会社の所属。塗装もドイツ鉄道とは少し違う。
ベルリン・ワルシャワ特急(BWE) その1 ― 2012年08月24日 11:45
ドイツの首都ベルリンとポーランドの首都ワルシャワを結ぶ特急が3往復設定されている。客車はポーランド国鉄の所有で、白地に青のストライプ。ストライプの中に「BERLIN WARSZAWA EXPRESS」が表示されている。
ベルリンの始発(終着)駅はツォー(動物園)駅だったが、2006年5月の中央駅開業にともない、中央駅(地上)になった。ワルシャワの始発駅はワルシャワ中央駅がスルー(通過)方式の駅のため、ワルシャワ東駅だ。
ドイツとポーランドは電化方式が異なる(ドイツは交流15,000ボルト、ポーランドは直流3,000ボルト)。電化方式が変わるのはドイツの国境駅のフランクフルト・オーダー駅から少しポーランド寄りのオーデル川の左岸。ポーランドの実質的な国境駅はジェピン(Rzepin)駅。ドイツ側の機関車はジェピン駅まで行く。
■2006年6月26日
EC 44列車
ワルシャワ東駅(11:13)→ベルリン中央駅(17:16)
※実際はポズナン中央駅(14:22発)から乗車。
ベルリンの始発(終着)駅はツォー(動物園)駅だったが、2006年5月の中央駅開業にともない、中央駅(地上)になった。ワルシャワの始発駅はワルシャワ中央駅がスルー(通過)方式の駅のため、ワルシャワ東駅だ。
ドイツとポーランドは電化方式が異なる(ドイツは交流15,000ボルト、ポーランドは直流3,000ボルト)。電化方式が変わるのはドイツの国境駅のフランクフルト・オーダー駅から少しポーランド寄りのオーデル川の左岸。ポーランドの実質的な国境駅はジェピン(Rzepin)駅。ドイツ側の機関車はジェピン駅まで行く。
■2006年6月26日
EC 44列車
ワルシャワ東駅(11:13)→ベルリン中央駅(17:16)
※実際はポズナン中央駅(14:22発)から乗車。
ポズナン中央駅の外観。
BWEに乗る前に、ウォルシュティン駅まで動態保存の蒸気機関車が牽引する列車で一往復した。ポズナン駅で出発を待つOl49型。
ウォルシュティン駅に到着後、機関区で休む。
機関区のターンテーブル(転車台)で方向転換する同じタイプのOl49型。この機関車が折り返し列車を牽引する。
ウォルシュティン駅で出発を待つ降り返し列車。
折り返し列車のサボ。
ポズナン中央駅に特急列車が到着。機関車の後ろの客車は白地に青のストライプ。跨線橋からプラットホームに自由に入ることができる。
ポツナン中央駅は色々な線が集まる要所で駅構内はとても広い。
列車の行き先表示板。
実質的なポーランドの国境駅のジェピン駅に到着。
ポーランドの電気機関車はここまで。列車から離れる機関車。
代わってベルリンまで牽引する(チェコの)2電源対応の電気機関車が来ると思ったら、ドイツ鉄道のディーゼル機関車が近づいてきた。
連結作業中のディーゼル機関車。3往復のBWEのうち、1往復はドイツ鉄道のディーゼル機関車のようだ。東ドイツが所有していた機関車で旧ソ連製。旧ソ連だけでなくブルガリアなどでも目にするポピュラーな機関車だ。
ドイツの国境駅のフランクフルト・オーダー駅に到着。最後部の客車はBWE専用車ではない。ベルリンまでは近いので機関車は交換せず、そのまま。
途中から都市高速鉄道(Sバーン)が並走する。第3軌条から集電するため、架線がない。
ベルリン中央駅に到着。
新築のベルリン中央駅・地上の全景。中央駅・地下は直角に交差している。
2往復のBWEをポーランドの国境駅まで牽引するのはチェコ鉄道の2電源対応の371型。チェコとポーランドは電化方式が同じで、そのためBWE用にわざわざこの機関車がプラハ方面から出張してくる。6月27日に撮影。
客車の青のストライプ中に「BERLIN WARSZAWA EXPRESS」の表示がある。
リトアニアからポーランドへ ― 2012年08月11日 19:20
旧ソ連のリトアニアの軌間(ゲージ)は広軌の1520ミリ。一方、ポーランドは標準軌間の1435ミリ。国境ではこれをどのように克服しているのだろうか。
リトアニアの国境駅はMockava駅、ポーランドの国境駅はトラキシュキ駅。2007年12月21日から両国ともシェンゲン圏になり、パスポートチェックがなくなった。
■2008年6月11日
193列車
ビリニュス駅(11:40)→シャシュトカイ駅(リトアニア)(14:43)
91002列車
シャシュトカイ駅(15:08)→ワルシャワ西駅
※実際に乗ったのはワルシャワ中央駅(20:30着)まで。
リトアニアの国境駅はMockava駅、ポーランドの国境駅はトラキシュキ駅。2007年12月21日から両国ともシェンゲン圏になり、パスポートチェックがなくなった。
■2008年6月11日
193列車
ビリニュス駅(11:40)→シャシュトカイ駅(リトアニア)(14:43)
91002列車
シャシュトカイ駅(15:08)→ワルシャワ西駅
※実際に乗ったのはワルシャワ中央駅(20:30着)まで。
ビリニュス駅の時刻表示盤。
時刻表どおりにバルト海に面したクライペダ駅からG18列車が到着した。
193列車は3両編成の気動車(DMU)。
リトアニアの駅は個性的だ。この駅は無人駅のようだ。
この列車はカウナス駅に寄らず、その近くをショートカットする。なお、リトアニア
は大部分が非電化で、首都ビリニュスと第2の都市カウナスの間だけが電化区間で、電車(EMU)が走っている。
は大部分が非電化で、首都ビリニュスと第2の都市カウナスの間だけが電化区間で、電車(EMU)が走っている。
Jūrė駅の女性の駅員さん。出発合図票を持っている。
駅員さんは出発合図を終え、事務室に。
この駅もなかなかいい雰囲気だ。
セカンドクラスの車内。外観とは違い、改装されてきれいだ。貫通ドアの上に電光掲示板もある。
マリヤーンポレ(Marijampolė)駅。
シャシュトカイ駅に定刻より遅れて到着。
プラットホームの反対側にはポーランドの列車。標準軌間はここまで来ていた。接続時間が短く十分に写真を撮れなかった。
ポーランドの列車の行き先表示板(サボ)。
ビリニュス駅から来たリトアニアの列車はすぐに折り返してビリニュス駅へ戻った。
ワルシャワ行きのポーランドの列車も接続客を乗せて、すぐに出発。左隣の線路は標準軌間の留置線。
標準軌間の留置線と合流。
左側の広軌の線路と間もなく合流。
広軌と標準軌のデュアルゲージ。標準軌間は左から2番目と4番目のレールを使用する。
デュアルゲージは次の国境駅のMockava駅まで続く。
列車の最後部から見たリトアニアの国境駅のMockava駅。デュアルゲージは直前で終わり、広軌は右側に分岐する。広軌は貨物を(リトアニア国内に)運ぶためにあるのだろうが、どの程度使っているのだろうか。
リトアニアの国境駅のMockava駅も女性の駅員さんだった。
Mockava駅を出発して、リトアニアとポーランドの国境に向かう。
国境を通過して、ポーランドの国境駅のトラキシュキ駅に到着。踏切の後ろにあるのは昔の監視設備だろうか。
トラキシュキ駅。ここで簡単なパスポートチェックがあった。ここから東ヨーロッパ時間から中央ヨーロッパ時間になるので、時計を1時間早める。
列車はパスポートチェックが終わると出発する。チェックしたのはプラットホームの2人。左はローカルの貨物列車。
間もなくスバウキ駅に到着。この駅はスイッチバックだった。列車は左の列車の後部に連結する。
連結作業のため、列車はプラットホームからさらに進む。
今度はバックし、待っていた列車に連結だ。駅舎はレンガ造りで素晴らしい。
待っていた列車の後部に連結し、シャシュトカイ駅から牽引してきたディーゼル機関車はここで終わり。
待っていた列車の行き先表示板(サボ)。
針葉樹の林の中を快走する。
ディーゼル機関車に牽引された列車の前方。客車がカラフルだ。
列車の後方。結構長い編成の列車だ。
ビャウィストク駅に到着。ここはポーランド北東部の最大の都市だ。ここからサッカーユーロ2008に応援のためにドイツ・オーストリアに行くお客がたくさん乗り込んできた。
牽引してきたディーゼル機関車は交代する。
ここから電化区間で、電気機関車が接近してきた。左は任務を終えたディーゼル機関車。腕機信号機が珍しい。
連結を終え、出発準備が完了。
ワルシャワ中央駅に到着。この駅は地下にあるスルー(通過)タイプの駅。この列車のように東の方から来る列車は西駅まで、西の方から来る列車は東駅まで行く。
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