回廊列車 その1 ― 2012年08月05日 15:29
国内列車だが、距離的・時間的に短い、あるいは飛び地のために他国を経由する列車がある。回廊区間は国内扱いのため原則的に停車はせず、乗降ができない。
■2006年7月2日
566列車
ウィーン西駅(13:30)→ブレゲンツ(23:05)
※実際に乗車したのはザルツブルク(16:31発)からインスブルック中央駅(18:30 着)まで。
ザルツブルグからインスブルックに行くには、オーストリアを行くよりはドイツのローゼンハイムを経由したほうが約50キロ短い。その上、ドイツ経由のほうがオーストリア経由よりも平坦だ。そのため、多くの列車がローゼンハイム(正しくはその手前)を経由する。
■2006年7月2日
566列車
ウィーン西駅(13:30)→ブレゲンツ(23:05)
※実際に乗車したのはザルツブルク(16:31発)からインスブルック中央駅(18:30 着)まで。
ザルツブルグからインスブルックに行くには、オーストリアを行くよりはドイツのローゼンハイムを経由したほうが約50キロ短い。その上、ドイツ経由のほうがオーストリア経由よりも平坦だ。そのため、多くの列車がローゼンハイム(正しくはその手前)を経由する。
ザルツブルク中央駅の列車の編成表示盤。566列車は上から2番目。
ザルツブルク中央駅を出るとすぐに列車はザルツァッハ川を渡る。進行方向左手には丘の上にホーエンザルツブルク城が見える。オーストリアとドイツの国境はもうすぐで、回廊区間に入る。次の停車駅はクフシュタイン駅だ。
食堂車でウィーナーシュニッツェル(カツレツ)とビール。この日は日曜日で混んでいて、珍しく相席だった。
回廊区間を終えて、クフシュタイン駅に到着。右の赤い機関車はドイツの機関車。青と白の機関車はイタリアの複数電源対応の機関車。ドイツ・オーストリアは交流15kV、イタリアは直流3000V。
クフシュタイン駅を出発。こちらにも複数電源対応の機関車が待機。貨物輸送会社の所有と思われる。駅の後ろにそびえるのはクフシュタイン砦。
途中の駅(Wörgl駅か)で見たローカル列車。
インスブルック中央駅の566列車。列車はここから西に向かい、スイスの国境近くまで行く。
反対のプラットホームにはイタリアからの国際列車(EC86、ベネチア・サンタルチア駅→ミュンヘン中央駅)が。
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